2019/10/20 フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」(後日感想)

フジファブリックの15周年ライブに行った

フジファブリックを見るのは実に7年ぶりである

 

フジファブリックと私の諸々に付いては

フジファブリックと私。」という以下のエントリーを参考にして頂きたい

https://melt0915fab.hateblo.jp/entry/2019/10/25/234157

 

1〜2週間前からFAB LIST2を聴き込み

3人体制の曲を必死で叩き込んでいた

Green Birdが好きだと感じた

 

グッズの事など露知らず

総くんプロデュースのウッドストックTシャツが欲しかったけど

別冊音人の別バージョンと同じく早々に売り切れ

私が会場に着いた頃には欲しい物は何一つ完売で

あるか分からないけどきっとやるはずだと通販に一抹の思いを託しました…

(やってくれてありがとう。ウッドストックT買えました)

 

突如参加を決め一人で行ったので

ギリギリまでロビーにいた

発券時に天井席だと知っていたけど意外と見えやすい席だった

(横軸、下手側スタンド最後列から1つ前。縦軸はアリーナの中盤辺り)

 

ダイちゃんからの注意事項や案内が流れる

まだ誰もいないステージを見ながら

「ここにフジが立つんか…」

と思っただけで一人涙ぐむ怪しいBBA…

 

客電が落ち映像が流れる

2年前に夢が出来たと話し

1年前にそれが現実になる発表をし

それから当日に至る迄の様々なダイジェスト映像

当日の入りの映像まであって臨場感が凄い

もうそれだけで胸がいっぱいで目頭が熱くなる

てか、ちょっと泣いてる…

 

そんな中登場するメンバー

シルクハットを被ったダイちゃん

普通のハットを被る加藤さん

ん?総くんも何か帽子…と思ったら被らへんのかい!(笑)

何も無しで登場する総くん

シルエットは異なるがお揃いの赤のジャケット

とっても似合ってる

 

映像で感極まっていた所に

まさかの1曲目が「若者のすべて」だったので

「待って!まだ心の準備が!!!!」と思いながらもライブは始まってしまった

 

涙で目の前が見えなくなってしまう様な

でも、しっかり見ないとと云う気持ちのせめぎ合いの中の1曲目

いや、それにしても1曲目に「若者のすべて」はアカンて…

 

「はじまりのうた」で放たれた金テがアリーナ前方のみしか飛んでなかったので

「ジャニーズに教えてもろて」と思ってしまったジャニヲタ脳(笑)

 

3曲目が大好きな「Green Bird」だったにも関わらずサビまでちょっと気付けなかったですね…

予習が足りなかったですね…

 

その後はテンションが上がる曲が続いたので終始楽しくて

そこで入ったMC

総くんが志村の事「友達」って言ったのがとても印象的だった

仲悪いとは思ってなかったけど

そこまで仲が良いイメージでもなかったので、15年前、私は

 

友達とバンドメンバー

1人やけど2人も失ったみたいな感じだったのかな…

 

その後の志村ターンはもう涙止まらなくて

ボロボロ泣いてた

ケーキの帽子被ったしむしむバチボコに可愛かったな!

笑顔の志村しかいなくて可愛くてちょっと切なくなった

 

アコースティックターンになって上着脱いで来たじゃないですか

遠目でよく見えなかったから総くんハイウエスト!ってなって

可愛過ぎてひっくり返るかと思いましたよね...

いやいや、無理無理の無理(ヾノ・ω・`)

 

探偵ナイトスクープの歌やったの大阪でしたね

そんなに見てた訳ではないけどCMはめっちゃ流れてたから

自分の中で体に染み付いてたのが面白かった

 

Fevermanで頑張って踊ってみたけど

初めてだったからやっぱり手がちょっと逆になったりしてた

踊るのもジャニヲタで訓練されてるはずなのにな(笑)

 

その後も総くんの「一人残らず幸せにします!」の宣言通り

めちゃくちゃ多幸感に包まれたライブだった

総くんの幸せで堪らないみたいな笑顔が完全にこちらに伝染してた

 

「東京」でのラップはビックリしてしまったのだけど

意外と上手くて更に驚いた(ショウサクライかと思ったよww)

 

ライブを見ている中でふと

「あぁ、この人は10年間フロントマンとしてフジファブリックの事支えて来たんやなぁ」

「志村の倍の時間歌って来たんや」

と、まあ当たり前の時間の流れに気付いてしまって

 

私が見て来なかった7年間

志村がいなくなってから10年間

私なんかが想像も出来ないような哀しみや大変な事もあったと思うんです

「もういやや」「もう出来ひん」って投げ出したくなる日もあったかも知れん

それでも、諦めずに音を鳴らし続けてくれた事に

フジファブリック」として存在し続けてくれた事に本当に感謝しかない

 

総くんは立派なボーカリストになってたし

そのスキルもとても上がってた

(凄く上手くなっててビックリした)

志村の横にちょこんとおった

ひょろっとした関西人の兄ちゃんじゃなくて

立派なボーカリストでフロントマンでした

 

ただ、ギターソロ弾いてる時は

私が見てたギタリストの総くんで

そこは変わってなくて懐かしくてホッとした

 

こういう縁やったんかも知れんけど

このライブがあったからこそ私はフジファブリックとまた出会えたと思ってるし

この10年、一歩ずつ積み重ねて来てくれた

今のこのフジファブリックだからこそ私もまた好きになったんやと思う

 

アコースティックの時かなぁ

とても良いパワーバランスだと感じたんです

3人が等しい力でフジファブリックを支えているなと

それが今の良い空気感になってるのかな

 

アンコール、総くんからの歌のプレゼント

とっても素敵だったね

 

ここで「桜の季節」が来るとはね

「会いに」は歌うだろうと思ってたけど

フジファブリックの始まり

ボーカル山内総一郎の始まり

今のフジファブリックを現すアンコールだった

 

この後死ぬほどグダる写真撮影だった(笑)

それもフジファブリックらしくてとても良かったよw

 

19:30終演予定が気付いたら20:15だったのはウケたけど

本当に素晴らしい15周年ライブでした

本当に参加出来て良かった…

 

正直ここまで楽しめると思ってなくて
総くんが持った夢が3人の夢になって
3人の夢がたくさんのファンの夢になって
それが10/20に大阪城ホールで叶った
夢が叶う瞬間がこんなにも美しく幸せな事だと
私はあの時あの空間で知る事が出来たよ

 

振り返ってみて私のフジファブリックは志村が亡くなった時に一度止まってしまってたんだなと

それをこの10年動かす事もなくただ横に置いたままそのまま一緒に生きて来て

動かしたいともがいた訳でもなく

動かしたくないと意固地になってた訳でもないけど

ただずっとあの日にいて志村がいない世界を信じたくなかったのかも知れない

 

私は城ホで3人のフジファブリックをちゃんと受け入れられた気がした

一旦4人のフジファブリックの本を閉じて

3人のフジファブリックの本を読み始める事が出来た

そんな感じです

 

もちろん志村の事はずっと忘れないし

3人の中にずっと志村はいるし

フジファブリックの中で志村は生きているし

 

ただ、今、音を鳴らしているフジファブリック3人と

きちんと向き合い私はちゃんと受け止める事が出来た

そして、再び大好きになる事が出来た

本当に幸せな事だと思っています

 

こうしてまたフジファブリックとの思い出が増えて行く世界線に来られるなんて思ってもみなかったけど

解散しないフジファブリックをこの先も応援して行きたいと強く強く思いました

 

15年と云う長い時間

フジファブリックを続けてくれてありがとう

音を鳴らし続けてくれてありがとう

夢を諦めないでくれてありがとう

この先もたくさんの夢を叶えましょう

山内総一郎金澤ダイスケ加藤慎一志村正彦

フジファブリックが大好きです

 

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